久爾子の顔は瞬く間に汗ばんでいる。「誰かが乗ってきたら・・・ 止めてあげて・・・」加奈は息苦しかった。「誰かが乗ってくる方が面白いんだ。 そうだろう? いつか加奈のアソコに入れて外を歩かせてみたい」唇をゆるめた篠田に、加奈の動悸が激しくなった…
「立ったまましていて死んでも腹上死というんだろうか。 どう思う?」こんなときに篠田は冗談を言った。「若い奴なら日に何度もできるんだろうが、これくらいになるとそうはいかない。 しかし、加奈も熟しているだけ、単純に激しく何度も出汁れされるより、…
真由美は学生時代、ボーイズラブ・コミック(以下 BL)を好んで読んでいた。 自分でその雑誌を見つけたわけではない。 先輩や同級生からの受け売り、 だから雑誌は自分で買うわけではなく真由美の場合回し読みだった。 同じアダルトを語るにもやおいなら正々堂…
艶子の苛立ちは日を増すごとに募っていって、もうどうにもならなくなっていました。 見張られていて動けないし、スマホも取り上げられてしまって使えないからです。 男とアバンチュールを楽しめなくなって気持ちの持って行き場がないからでしょうか、身体奥…
秋も深まる11月、文化の日の翌日が振替休日となり3連休になったことから官僚は久しぶりに妻の待つ山荘に姿を現しました。 ご婦人もそこは心得ていてその日のために家政婦を呼んでありました。 その夜は夫婦の寝室でベッドを共にしたんですが、なにせ同じ屋根…
横山家に押し入った狼藉者にはある種の目的があったんですね、それが芙由美の父であり横山の上司である巻坂の失脚だったのです。目論んだ相手というのはゆくゆく社長の席を狙うライバル関係にあった専務の城島。 彼ら狼藉者は以前から城島に何かと面倒を見て…
芙由美は男たちによって手足の自由を奪われ、身動きできない状態にされながらクンニを受けていた。 ただ黙って受けていたかと言えばそうでもない。 芙由美なりに精一杯威厳を正し、襲い来る輩に立ち向かっていた。 初手はそれなりに声も発した。 それでも誰…
それからの雪乃はマメに横山邸を訪れ男性の写真を手渡し、「これから渡す写真がウチらの会に所属してくれてる男さん」きっと気に入る人が見つかると思うから、もう少し辛抱して待っててちょうだいなと言いおいては帰っていった。 怪しまれず訪問を告げる手法…
芙由美の朝は遅い。薄明かりの中、夫の了が会社に出かける支度をしているような音が聞こえたことだけはうっすらと覚えている。 「んとにもう。 毎朝毎朝うるさいんだから」聞こえよがしに罵声を浴びせたが、芙由美の枕元には了が用意してくれた朝食が何時も…
長瀬課長の咄嗟の機転で一命を取り留めた係長の横山は人妻冴の手厚い介護を受け回復に向かっていた。 横山は新藤啓介宅に課長の長瀬らと深夜に押しかけ、長瀬は丑三つ時 閨に忍び込むと冴を寝盗ろうとし、横山らもそれを覗き見 オカズにしようとした。 妻を…
精神を集中させ前に進もうとすればするほど、何故か気力が吸い取られるように感じたことはありませんか? つい先ほどまで何かしようとしていたことを、ほんのちょっと動き回っただけで忘れてしまう。睡眠時間を十分に確保したはずなのに、何故か寝ざめた直後…
知佳が勤務する施設に同年代の美女が勤め始めた。彼女はとても美人でスタイルもよく、たちまち男性職員の憧れの的となった。頭脳明晰、愛想もよく仕事もてきぱきとこなす。 男性から見れば理想の女性に思えた。ここぞとばかりに独身男性は彼女を誘いまくった…
知佳の美貌録「高原ホテル」が電子書籍になることが決まりました。 女衒の家系に生まれ・・・の あの実話をもとに書いた文章です。 高原ホテルに至るまでの序章の部分は、本当はもっともっと永く悲惨な生活が続いていますが、読む方の気持ちが暗くなってはと…
知佳が仲間の50代のおばさんにけしかけたこと、 それが魅せてもらうこと。 顔を合わせば旦那の愚痴と誰彼の噂話を口にする大先輩の女友だち、50代に入ったばかりのおばちゃん。 知佳の男について、何かとツッコミを入れてくるのも彼女ならオトコの講義もこの…
今日の話題はオナニー、 快楽を得ることが出来るし、子供ができる危険性が全くない、あの自慰です。 男女が生で絡み合えば、双方勝手気ままに逝きたいから子供が出来てしまいます。 若い男女なら当然ですね。 男性は女性と生で絡みたいのが普通。 でも、男性…
久美が地下室への階段を下りてボイラーマンのもとに通い始める噂を聞くと、真っ先に支配人がこれを阻んだ。 最初の頃こそ、なんやかやと業務を言いつけ事務所のあるフロアーから移動できないようにした。 それが叶わないとみるや、フロントマンたちを使って…
相手の立場を考えず頻繁に送りつけるメール鳴らす電話仕事場や自宅近くをうろつく最初の関係からして強引に押し倒され欲情と怒りに任せて行われた。どんな時でも防備なしでひたすらその場限りの快楽にふけった。一度女の味を知ると、彼は頻繁に佳子を求めた…
田辺と、社内でも噂が立つほど激しい不倫を繰り返した佳子は、ついにこれまでとは全く逆方向の営業に回された。男ばかりの職場にあって、唯一の女性ドライバー佳子は、どちらかと言えばこれまで、男性群に守られながら働いていた。今回行われた人事異動は、…
忠学校の授業が終わると、水飲みの娘、加子は急いで学校の裏山に上った。裏山には山頂部分を切り開入れ作られた高台がる。そこから村を見下ろせば、それこそ隅々まで一望できた。加子の目は高台から見下ろす、ある田の窪の一点に注がれていた。その場所を確…
花弁から、これ以上ないほど汁が溢れ始めている。女の反応が始まっていた。「ほらっ、早くしろ」男の言葉に従って母が床に横になると、男は組み伏せる形で覆いかぶさって太腿を割って腰を割り込ませた。「目を開けて、ちゃんと診ておきなさいよ」すっかり濡…
インドは姦通を非犯罪化した。婚外で肉体関係を結ぶことに対するもの。これから言えば和子はそれに当てはまらないかもしれない。それでも竜彦からすれば、女と見れば見境なく肉体関係を結ぼうとする男の舌偽に、和子が酔いしれているという事実こそ、姦通。…
○ アダルトアンテナメーカーを設置しました。 設置目的は文章系のブログの紹介です。 文章系のブログを書こうとすると、画像とか動画とは比較にならないほど能力と根気が必要です。 知的財産に該当すると思うので、もっと文章系のブログの良さを知っていただ…
街と村との間には遥か昔から不文律の決まり事がある。 たとえ街で長者と肩書きを張っても、村ではそれは通じない。 これを上手く取りまとめて歩いたのが商人で、彼らによってやっと不文律を超えて交易やら約束事がなされた。 しかるに村でも、慰み者になる和…
目的の場所まで残り100メートル余りになって、爺様と正一が勇み始めると、それを見た和子のスイッチが切れた。 これまで関係を持った男たちのことも含めて、よくよく考えてみた。 男どもは女の中に出したいから甘い顔をしてくれている、今回の場合もそれ…
爺様には爺様なりの、日が昇る前に朝草刈りに出かけなければならなかったわけがあった。ひとつには閨にこっそり帰ってきた爺様の様子をいぶかしんだ婆様の目を逸らす、小言を聞かぬことにあった。 若かりし頃より近郷近在では知らぬ者とてないほど狂性家で通…
廃墟と化した村の一軒の家の物置小屋の扉が軋みながら開いた。中から出てきたのは薄汚れた、このあたりではあまり見かけない若者だった。 この村が廃村になって久しい。村に通ずる街道も誰も今では通らない。割れたアスファルトのそこここに草が生え、木が生…