襲われた芙由美

それからの雪乃はマメに横山邸を訪れ男性の写真を手渡し、
「これから渡す写真がウチらの会に所属してくれてる男さん」
きっと気に入る人が見つかると思うから、もう少し辛抱して待っててちょうだいなと言いおいては帰っていった。

怪しまれず訪問を告げる手法に訪問販売員を装うことも雪乃のアイデアだったが、
サンプルに置いていった商品というのが健康食品で、
説明に使われている動画の後半部分に不貞AVが挿し込まれていた。

むろん狙いは芙由美の性欲を掻き立てるためである。

夫を会社に送り出し、
何もすることがない芙由美は、
雪乃が残していったサンプル食品を味わい写真を観ながら来たる日を夢に描いた。

親の言いなりになって了と結婚したものの、
日が経つうちに名門・家柄という縛りに突き動かされるだけの現実が受け入れられなくなり、
雪乃に焚き付けられれば焚き付けれれるほど学生時代のような甘い誘惑、恋・性春を取り戻したくてたまらなくなっていった。

雪乃が届けてくれる写真のことを考えれば、
傍から見ればそれは確かに見合いと映るかもしれない。

しかし雪乃は芙由美に向かって確かに「不貞・恋」と言ってくれていた。

名門だの伝統だのに縛られることなく好きな人と自由な時間を共有する。

次第に溜まっていく、持ち込まれる写真をぼんやり見ているうちに、
あまりに時間が経たないものだからつい、
面倒くさいと思いながらもサンプル商品の説明動画をテレビのモニターに挿し込んで観た芙由美。

動画説明によると健康食品というのは真っ赤なウソで、
女性用の強壮剤だとわかって笑った。
「そう、ウチってそんな風に飢えて見られて、しかも精力が足りないように思われてたんだ」

「雪乃さん、調子のいいこと言ってこんな商品押し付けて帰っていってたんだわ」
豪邸に住む芙由美にとって些細な買い物であったにせよ、プライドをいたく傷つけられた気持ちになっていた。
「だから最近ちょっとしたことで頭に血が上るし、身体が熱くなるのね」

こうなったら何が何でも雪乃に文句を言わなくちゃと動画説明に見入った芙由美、
後半に77インチ巨大モニターに映し出されたのが不貞AV、しかも顔や肝心の部分にモザイクが施された長編ものだった。

余程接近し撮ったんだろう、モザの部分を除けば誰だか一目瞭然、クッキリ写されていた。

一見して素人人妻の不貞を隠し撮りしたものを肝心な部分をカットするなど再編し、
横流しの形で芙由美に届けたものとわかったが、
芙由美は動画を観ながら知らず知らずのうちに身を揉んでしまっていた。

衣服の柄や背丈・骨格などから見て一緒に届けられた見合いに使うような鮮明な写真に写る人物こそ、
動画に出てくる、しかも芙由美の好みに合致する男性だったからだ。

「いいわ、ああ・・・ こうやってこの人と恋に堕ちる・・・」
気が付けばこれまでに届けられた動画を順を追って映し、肝心な部分になるとバックさせ見直し
その時の写真と見比べ妄想に耽り始めていた。 指が勝手に肝心な場所あたりを蠢いていた。

オナるなどということはエストロゲンが大量に分泌され始め反抗期が始まった中 学 生以来のこと、
乳房や膣が発達し始めた頃にはもう、親に内緒で友達が紹介してくれた男たちと関係を持ったから、
オナなどしなくなっていて、

こんなものを魅せられ、ついうかうかと指を使ってしまったことに嫌悪感さえ覚えた芙由美だった。
「これじゃまるで男に飢えた有閑マダムじゃない」
こんなことさせとくなんて屈辱だわ。

すっかり興奮させられ弄りまくり ダル重くなってしまった下半身の処理を終えると、
夫に見つからないよう写真と動画・処理を終えたティッシュをゴミ袋に一緒くたに入れ忘れようとした。
が、冷静に考え直し急いで捨てなければと見つかったらと思った。

その処理しようとしていたゴミ袋を、つい慌ててしまい、
オナった後ろくすっぽ身支度も整えずに回収場所へ持ち出してしまい、
地区会長から出す時間帯が違うと忠告を受けるに至るがゴミを放置し逃げ帰ってしまう。

有閑マダムならではの我がままだった。

こんな芙由美の様子を、
物陰に身をひそめながら見つめていた女がいたことを雪乃も、
むろん当の本人 芙由美も知る由もない。

雪乃こそ順調に芙由美の調教が進んでいるものと思い込み、
せっせとサンプル食品と説明動画を届けていた。

だからこそ送り届ける動画は日を追うごとに隠し撮りのストーリー・オンリー物から、
ストーリーはあるものの、どちらかと言えば人妻街角誘惑動画に敢えて代えていったのである。
そしてゆくゆくは3P動画を自慰に耽る芙由美のために無修正で送り届けるつもりであった。

親に内緒で男遊びを散々繰り返した良家のお嬢様 芙由美も、
あのころと違い十分に熟れた人妻 性をおざなりにできなくなっており、
自慰行為の何たるかは強制剤を飲み続け隠し撮り不貞動画にアソコを嬲ったことで知ったはずであった。

地区会長がブツブツ文句を言いながら回収する、
芙由美が出した無分別のゴミを、
雪乃は手下の女性に命じて回収させ中身をいちいち吟味していた。

このことにより、
淫臭の漂う大量のティッシュが日増しに増え始めていたことで自慰効果の確信を得て、
断られても断られても芙由美のために配り続けていた。

妾を望む男の為成長しきったオンナになってもらおうとした。

媚薬が体内に蓄積される、
その濃度がどれぐらいに達したのか粘液の排出量によって測り続けていたのである。
月が満ちれば媚薬の効果がなくても量は増え受け入れ願望は増す。

そしてとうとう決行の日を迎えた。

芙由美に対し雪乃は、
気に入った男性が見つかれば遠慮なく連絡をと申し伝えていた。
それなりの場所を選び、顔合わせしてもいいとまで言い含めていた。

だから芙由美は何もしないまま興奮を自慰で誤魔化し家に閉じこもっていた。

雪乃とすれば、
これほど便利なことはない。

芙由美の月のものが満ちてきたころを見計らって強引に押し込み襲えば済むことである。

3Pをと、
さも強烈なまぐわいを想像させながら実のところ、
妾にと言い含めてきた男に売る、味見させるつもりでいた。

だからこの日、その男に芙由美の居所を教え単独で乗り込ませたのである。

「裏にコッソリ回って中を覗いてごらん。 面白い光景が広がってるから」
自慰に夢中になっている芙由美を妾希望の男に魅せるためだった。

裏に回った男が目にしたもの、
それは幾人もの男に襲われている芙由美の姿だった。

暴れまわる芙由美の頭付近を羽交い絞めにし身動き取れないようにして、
残りの男たちが順次衣服を剥ぎ取っていく。

目の前の77インチ巨大モニターには雪乃から贈られたとみられる強 姦動画が、
今起こりうる現実よろしく流れていた。

ヘッドロックの如く男は芙由美の頭を動かないよう締め上げてはいた、
しかしその視線の先には常にモニターに向かせられ動画を観るよう仕向けられており、
「いい思いをさせてやる。待ってな」 快感部位を弄びながら大人しく開けと命じ続けていたのである。

何故にと言えばこの時間帯は、
芙由美にとってモニターを観ながら始めた自慰行為が絶頂に達し始めた時刻であり、
あてがわれれば埋め込み無しでは引き返せない身体になっていたからであった。

今日の口説き落としを成功裏に納めようとひと思考して辿り着いた雪乃の紹介した男と、
この日こそ最も欲情が増すときと、遮二無二雪崩れ込んだ闇のグループ、
タッチの差でその闇のグループが勝っていた。  そしてその読みも。

時間経過とともに逃れられないと知った芙由美は、
ヘッドロックをしてくれた男のいきり勃つ男根を与えられ、
急に大人しくなって恥ずかしそうに頬を染め弄り続けていたアソコや乳房を男たちのために開き始めたのである。

 

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