今飲もうとしてる痛み止め、それって本当に大丈夫!?

精神を集中させ前に進もうとすればするほど、何故か気力が吸い取られるように感じたことはありませんか?

つい先ほどまで何かしようとしていたことを、ほんのちょっと動き回っただけで忘れてしまう。
睡眠時間を十分に確保したはずなのに、何故か寝ざめた直後 更に疲れを感じる。 そんな現象です。

<それは痛み止めが原因かもしれません>

現代人は何かにつけて痛み止めをよく利用します。
風邪薬や腰痛・生理痛など あそこが痛い ここが痛いといったときに服用する薬、それには今回ここに記した痛み止めが入っています。

この痛み止めの薬は、
その痛みを抑え、
また何故か胃腸に出来た傷の修復物質の発生を抑制する(つまり傷を治そうしないようにする)成分が入っています。

普通に考えたら生物(人類)にとって好ましくない、相異なる作用を発生させている成分が含まれていることが分かりました。

 

<以下は知佳の あくまでも仮説です。>

痛み止めを服用した時に、もしも胃腸に何らかの傷を負っていた場合、修復されず、むしろ悪化させてしまっています。
痛みを抑え、気力を奮い立たせようと女性などは痛み止めを服用し、むしろ逆のことをやってるんじゃないだろうかと知佳は思うんです。
気力を作ってくれるはずの物質形成を、痛み止めを多用することでむしろ理想とは真逆に阻害させてしまっているんじゃないかと。

気力が吸い取られるように感じたのは、食べ物からエネルギーを得られなくなっていることが原因かもと考えたんです。

 

気力が萎えるゆえの 傍目から見れば投げやりな態度、それは決して好ましい未来を切り開いてくれません。

軽いめまいや立ち眩みなど、放っておけば直ぐに治ると軽く考えているあなた。
いくら調べても耳鼻咽喉科脳神経外科で原因が突き止められないあなた、
知佳の安易な提言と笑われても結構です。 一度消化器内科を受診されることをお薦めします。

強迫性障害

「高原ホテル」の久美がこの病気でした。

気力が吸い取られるほどの胃腸障害の部分は、
彼女の場合食べたらすぐにトイレに駆け込まなければならないという現象に現れてました。

更に脅迫障害の部分、
激昂によって必要以上のパワーを生み出し、事を成そうと試みる一種の防衛本能ですね。

事の始まりの部分こそ、ごくありふれた日常会話から始まったように見受けられます。

しかしそもそも、最初に持ちかけた者の会話の内容が負に関すること、久美はそれに同調を始め、怒りへと変わってゆきます。

全身をわななかせながら、同じ言葉を何度も繰り返し、やがて痙攣・暴言や暴力が混じり始めます。

彼女の場合そもそも親に見捨てられ、お金はおろか食べ物すら運んでくれない日々の中で、弟に何かを食べさせなければという強迫観念が募ったことでこのような障害として残りました。

この患者の脇で発達障害の夫は日々、自分ではどうにもならなかったこと、周囲から煙たい仕打ちを受けたことなど愚痴を並べ立て、如何にも世の中が何にもしてくれないような言い方を繰り返しました。

世の中の役に立てなかった怠惰な自分を正当化させるためです。

こうなると久美は見えない長大な力に向かって怒りをぶちまけるしかありません。

罵りは止むことなく延々と続きますが、全身を打ち震わせながら、萎えた体に鞭打って何かを、この夫のもとへ探してきてくれます。

久美は便利な存在として脅迫障害を利用し続けられたんです。

利を与えてもらったはずの夫は延々罵りを聴かされたことで妻を恨みはすれど感謝はしませんでした。

そして最終的には愚痴を言い続けた者への〇意を抱いてしまったんです。

<楽な何かに頼っていて豊かな未来が生み出せるわけがない>

怠惰の代償は高くつきます。

痛みや苦しみは時に、成長のため必要な場合もあるのかもしれません。

ほんのわずかの不平不満があっても、すぐ隣の如何にも光り輝いて見えるものに乗り換える。

派手に、自慢げにバツイチをひけらかし、違う相手との遊びに、育児を放り出して熱中する。

どんなに批判されても自ら進んで将来を見据えた家事育児をしようとしない。

鎮痛剤と安定剤でボケてるとしかいいようなない状態。

それはやがて飽きて見捨てられるの始まりを、自身で生み出していることの始まりではないかと思います。

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彼女は追いかけtれもくれなくなった夫に愛想をつかし、離婚を決意した。

知佳が勤務する施設に同年代の美女が勤め始めた。
彼女はとても美人でスタイルもよく、たちまち男性職員の憧れの的となった。
頭脳明晰、愛想もよく仕事もてきぱきとこなす。

男性から見れば理想の女性に思えた。
ここぞとばかりに独身男性は彼女を誘いまくった。
彼女も別段、拒む様子も見せず気軽にデートに応じていたところまでは知佳も羨ましく思えた。

知佳も人様の夫を寝盗りさえしなければ同じように羨ましがられる境遇だっただろうか。

そんな彼女にあらぬ噂が立ったのは今年に入って間もなくのこと。
どうみても独身としか思えなかった彼女が実は、知佳とほぼ同い年でおおよそ13年前に結婚している既婚者だったこと。
一回り年上の男性と高校卒業と同時に結婚し、もう子供がふたりもいるという、しかもご主人了解済みで外に男を作って遊んでるという。

モデルに負けないほどに美麗な顔立ちと洗練された服装、そしてスラリと伸びる長い脚。
訓練し続けたと思える見事なプロポーション
どれをとっても超一流できらびやか、同じ職場の職員ですら彼女が既婚ということを見抜けなかった。

その遊び方は傍から見ても明らかに知佳と同じような見境の無い男漁りだったのである。
それも同じ日に複数の男と入れ替わり連れ立って歩くほどの入れ食い状態。
知佳が言えた柄じゃないが・・・(笑)

その旦那、一回り年上ということもあり、結婚当初から彼女を自由に振る舞わせていたという自他ともに認める遊び人。
旦那が親元の近くに家を建て、何事につけ両親に頼り切っていた彼(彼女)は、結婚間もなく生まれた子供の養育すら、その両親に丸投げし遊びまわってたようだ。
美人で若い彼女の気分を害したくないご主人は、外での恋愛には目をつむるべきとでも思ったのか、ある日彼女に向かってこう言った。

「外でのことは、家庭や子供のことをあまり気にしないで好きにしたらいいよ」
遊びたかったら子供を親に預けて出かけてもいいよという意味だったらしいが、
彼女は外で遊ぶだけなら男を作ってもいいと聞こえてしまったよう。

ふたりが結婚に至った経緯は彼女のご主人への入れ込み・憧れからだった。
落ち着いた雰囲気を醸し出してくれるご主人を彼女は身体を使って逆ナンした。
他の女に寝盗られたくなかったから先に手を出したらしい。

イケメンながら当時付き合ってる彼女もおらず、しかも優良企業に勤め、実家は裕福。
彼女からしてみれば玉の輿、試して蜜価値有りと身体を張った。
そうでもしなければご主人の方から彼女を奪おうとしてくれなかったからだった。

一応並みの男として女が欲しいくせに、格好をつけて何時まで経っても食事デートばかりの日々に彼女は萎えた。
性に目覚めすぎ、友達の 彼とのセックスを、そうしてできた子育てを想像するにつけ、彼女に焦りのようなものが・・・耐えきれなくなって誘惑してしまったという。
ご主人はご主人で親にせっつかれ、跡取りとしてどうしても結婚しなければならなかったし孫の顔も見せてやりたかった、だから結婚当初はオスの本能も手伝ってか懸命に彼女を追いかけてくれていたそうだ。

彼女にしてみれば結婚当初はオトコとはこんなものと考えていた。
ところが遊びだしてみるとセックスの面白さに、むしろ彼女のほうが溺れた。
欲望剥き出しに迫りくる男どもは、その日のうちに幾度となく求めてきてくれた。

卒業してすぐ結婚となった彼女は普通に言うところの恋愛というものを知らない。
結婚してからの外遊びも恋愛道の修行ぐらいに捉えていた。
気が付けば男が興奮し、割り入ってくれる興奮に夫の有る身ですっかり酔いしれてしまっていた。

彼女が外で男と遊んで帰った日など、しつこく行為をせがんでくれていたが外の男とのことが頭からなれず邪険に振り払った。
気弱になったご主人はこのことで一層萎えた。負のスパイラルに陥った。
彼女の顔色をうかがいながらの要求は彼女をして疎ましくさえ映った。


年齢を重ね、子供を産んだことで彼女は益々男性が欲しくなっていったが、ご主人は征服し尽くしたとでも考えたのだろう、逆に美人だけの彼女に興味を抱かなくなっていった。
両親もだてに歳を食ってはいない。息子の様子がおかしくなったことで孫の面倒見も毛嫌った。

もっと早くに気付けばよかったものを、彼女は遊び時間欲しさに専業主婦を止め、介護職に身を置いた。
深夜勤もある介護職は家を空ける言い訳にもつながった。
勤めに出たにもかかわらず、育児の面倒を両親は見てくれなくなった。

それを夫に向かって八つ当たりする。
萎え始めた40過ぎの夫のレスに輪をかけた。
そしてとうとうある日、事件が起こった。

ご主人の手が伸びてくれない諦めから生理不順になり、鬱になってピルを飲まない日が続いたある日、それでも妙な気分になり街でつい逆ナンした男と行きがかりで寝た。
生理が近いことを欲情が教えてくれていたからだったかもしれない。
「なんだか妙な気分になって、男となんかしたくてたまらないから・・・」

その時変な脳裏を後押ししたのが皮肉にも「外では好きにしたらいい」というご主人の、あの言葉だった。
その日、レストランを出ようとした彼に言葉をかけたのは彼女の方だった。
見も知らない美人に声をかけられ、その要望から一瞬デリかと疑ったが期待が膨らんでしまった彼は彼女が助手席に納まると一直線にラブホに向かって車を走らせてくれていたという。

ホテルの駐車場に着くなり車の中で唇を交わしたふたりは絡み合うようにしながら部屋に入った。
「ゴムをお願い」という言葉を発せられないほどのクンニを受け、いつの間にか彼女の方から彼に挿し込みを懇願していた。
彼が最初に求めてきたもの、それはクンニによって押し開かれた口腔内への熱い吐息の吹込みだった。

クリが繁みの間から顔をのぞかせ、先端が剥け興奮を示すと彼は自身の恥骨を使って先端を嬲った。
クレバスに雄々しくなった背が割り込んでヒレに包まれた秘密の部分を押し開こうとしてくれていた。
彼女の背が弓なりにしなって彼に向かって窮状を告げている。

或いは彼の両肩を突っ張り、時として両腕を掻い込んで迫りくるオスを威嚇し体内の窮状を告げる。
上体がそれであるにもかかわらずアソコ同士は剣を交えて火花を散らしていた。
気持ちはすっかり出来上がっている、にもかかわらず攻め手に事欠いていた。

男にしてみれば女の方から迎え入れたいと懇願してくれさえすればコトがすんなりいく。
ところが肝心の体勢になっても彼女の口から「ナマ」の要求がない。
出会った瞬間の手ごたえは確かに今日この瞬間が危険日だとわかっていた。だからこそ注ぎ込みたかった。

そしてついにのけぞらせた彼女の口腔が、よがりのため大きく開かれ吐息が漏れた。
覆いかぶさった彼は開かれた口腔をすかさず捉え、内にあらんかぎりの情熱を吹き込んだ。
彼女を持ち主から奪い取るオスの咆哮、この交接の間だけ種牡馬としてメスに認めさせ無防備にさせる為の所作だった。

彼女が彼にゴムを装着させるのを忘れてしまい、生を見逃したのはこれのせいだったかもしれない。
だがそれが彼女をして気持ちよさを増させたのも生だからだったろうと思う。
挿し込もうとする彼の先端を十分に湿らせてあげた満足感に彼女は酔いしれていた。

そしてあの問題の瞬間が彼女を待ち受けていた。
挿し込んでは引き抜き、引き抜いてはまた挿し込むを繰り返され、彼女に焦りが見え始めた。
腰が彼をもっと深く迎え入れようと浮き始めていたことをうっすらと覚えていると彼女は言った。

恥丘のキックを幾度も繰り返してしまっていると思える頃になって彼は体勢を入れ替えてくれた。
体重を乗せ恥骨を使ってゆっくりとクリをもみほぐしていたものが、身体が腹部を離れアソコ一辺倒に攻め始めてくれていた。
彼女の足を肩で担ぎ腰を浮かせるようにして彼は十分充ちた切っ先で肝心な部分を攻めてくる。

彼の攻め寄せる張り切った屹立を彼女は久しぶりに隆起した襞で味わっていた。 熱くてカリ首が異様に張っていたという。
「あああ・・・こんな凄いの初めて!! ねぇ、もっと・・・」 下半身だけで彼を支配している気持ちにさせてくれた屹立への愛撫。
互いのソレを嬲り合い続けたことで益々局所は腫れ上り、やがて自制心をも失ってしまっていた。

互いの心棒を絡み合わせ嬲り合う。
そのねっとりとした感触は長い間忘れていた男の良さを彼女のアソコに思い起こさせた。
それと同時に彼の方も、より一層濃い胤を彼女のために作りつつあったように思えた。

愛おしさに我を忘れる彼女。
朱に染まる姿を見てしまえば暴発すると視線を逸らしながらもピストンを止めない彼。
ふたりの意識が欲望に腫れ上がったアソコの行方に集中した。

「来てっ、お願い!!」 懇願の言葉が危険をも顧みず彼女の口から発せられた。
その時、彼女の中の頭脳明晰は壊れてしまっていたと思うが、それでも彼はピストンを止めてくれなかった。開ききる瞬間を耐えながら待ちわびてくれていた。
迸りは確実に彼女の肝心な場所を捉え、ドクンドクンとしぶいていた。

放心したような時間が過ぎ、彼のしぼんでしまったソレが引き抜かれ、蜜壺から白濁液滴りシーツを汚した痕をみせられて初めて彼女は彼に気付かれないよう気を使いながらも狼狽した。

まぐわって3日目の夜、知佳に電話が入った。
「危険日に誰とも知らない男の液を・・・」 最初は襲われたような口ぶりだったが、次第に打ち解け一部始終を語った彼女。
軽率すぎる絡みの代償は出産経験がない知佳でもわかる、アフターピルの服用、それ以外に方法がない。

急がないと関係後2週間の期限が切れてしまうと彼女に言い含めた。
慌てた彼女はこともあろうにご主人に向かってレディースクリニックへの同行をお願いしたという。
「俺じゃなくて、外で遊んだ時にだろう? じゃあ、その時の相手に一緒に行ってもらうのがスジじゃない?」

あっさりしたものだった。頭から冷水を浴びせられたような気持ちに、この時なった。
彼女が一晩に複数回求めてくるほどのセックス好きと知っていて「外で遊べ」と暗にけしかけていたのはご主人だった。
元々彼女はモテることを良いことに外で豪遊していたという、そこは知佳と同じタイプだが・・・

それを知っていて結婚し外遊びを焚きつけたくせに、孕まされたかもしれないと告げるとそっぽを向かれた。
外で遊んでくる分には家事育児はもちろん、お金の面でもバックアップしてくれていた筈だった。
いい気になって専業主婦で持て余した時間を使って外で遊んできた彼女。

触ろうともしてくれなくなった分、家事も子育ても全部親と一緒になって面倒見てきたと言い張るご主人。
責任逃れの言葉を繰り返す夫に彼女は言う。
「次男(13歳)が二十歳になったら絶対離婚」

男が欲しくて狂う妻をレスで押さえ込み、それならと外で遊んできた妻を軽蔑する夫は男として許せないと彼女は言う。
アフターピルは、夫がいる身で他の男とレディースクリニックに出させるには見栄っ張りの彼女にはハードルが高すぎるとも。

相談の末、知佳の男友達が全てを呑み込んでくれ、彼女に付き合ってくれた。
彼女が知佳に告ってくれた通り、彼女は病院で申し述べ処方を受けた。
こうして無事彼女はアフターピルを内服で来た。

未だ32歳の彼女は前向きに生き抜こうと今日も施設に出勤してくれている。
夜勤明けの今日も、家に帰り着くと寝ずに次男のための育児に奔走している。
PTAの役員も務め始め、若い奇麗なお母さんだけに相当モテていると聞く。

彼女が施設に勤めた目的は当初隠れ蓑だったものが、独立し自由に振る舞いたいがためにとってかわった。
次男を無事に二十歳まで育てるためにも今の家庭と家事育児を学ぶ必要がある。
もしも彼女に欠点があるとすれば、それは介護で必要な調理を学ぶことだったからかもしれないと今になって思ったと語ってくれた。

見た目だけじゃなく、自分と相性の合うセックスがエンジョイできる相手を、結婚は別として選びたいとも語ってくれた。

知佳の記事が電子書籍に

知佳の美貌録「高原ホテル」が電子書籍になることが決まりました。

女衒の家系に生まれ・・・の あの実話をもとに書いた文章です。

高原ホテルに至るまでの序章の部分は、本当はもっともっと永く悲惨な生活が続いていますが、読む方の気持ちが暗くなってはと、適当に端折っています。

この文章は宮沢りえが生涯かけて戦ったにもかかわらず、結局あの母親の呪縛から逃れることが出来なかったように、主人公の久美も、そしてその子供たちも同じ運命を辿る事になる、日本を含め生きて行くために女を売る悪しき習慣が残る世界のそれを、現代作家の奇麗事におさめずありのままに書き連ねています。

本当は裏の世界では、こういったことが日々繰り返されているんだということを知っていただきたいと知佳は思います。

 

時間があれば、改めて過去の記事についても見直してみようかなと・・・

良かったら読んでみてください。

 

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知佳にアドバイスくれるおばちゃんが求めたもの

知佳が仲間の50代のおばさんにけしかけたこと、

それが魅せてもらうこと。

顔を合わせば旦那の愚痴と誰彼の噂話を口にする大先輩の女友だち、50代に入ったばかりのおばちゃん。

知佳の男について、何かとツッコミを入れてくるのも彼女ならオトコの講義もこのおばちゃん。


知佳はオトコ運がなかった。

彼と出会って結婚しようと決めたのは、彼に安定した職業と高収入があったから。

打算的と周囲には言われたけど、出会った当初彼は独身に思えたし情熱的だったことも一因にある。

結婚願望が強かった知佳は、結婚適齢期に達した男性から情熱的迫られることに弱かった。

だから何度もH目的の男に結婚を餌に誘われ、ついて行ってしまっていた。

結婚願望はあるにはある、けど、情熱抜きの結婚なんて考えられないほど男たちに情熱を教え込まれてしまっていた。

ほろ苦いおばさんの同窓連中のバツの経験をうんと聞かされてきた。

「あんたホントにオトコってもんを知っててそんなこと言うんの?」

味わい方の講義から、

「結婚しても最初の頃だけ・・・」と忠告みたいな助言をも受けていた。

でも、逢う男性それぞれが、情熱の限り迫ってくれていた(そんな風に思えた)ので、その時おばさんには生返事しか返せなかった。

情熱的に迫られるのが常識になっていた知佳。

いつも奪い合いの中で、より興奮度の高まった相手を選んでデートしていたつもりの知佳。

今思えば、マグロ状態でも不平不満を口にすることなく彼らは知佳に尽くしてくれていたと思う。

結婚を常にちらつかせ、迫って来る彼(今の夫)は特に情熱的で出会う都度満足この上なく逝かせてくれていた。

当然結婚しても同じような日々が続くと思っていた。

結婚を決意した相手に奥さんがいることを知っても、この逝かせてくれる彼欲しさに後に引かなかった知佳。

半ば強引に単身赴任中の彼を引きつれ奥さんのもとに押し掛け、離婚を迫った。

泥棒猫と罵りながらも別れようとしない奥さんに向かって、激高した知佳は赤裸々な彼との関係を言い放ってしまっていた。

子供まで設けた夫婦間に割り入って、知佳が寝取ったことになってしまっていた。

この頃は未だ複数のオトコ相手にHを繰り返していたのにである。

こうして奪い取った夫とのHは、それまで付き合った誰とより燃えることが出来た・・・ように思えた。

彼の子供まで産んだ人妻から性欲旺盛な夫を奪い取ろうと知佳自身も燃えていた・・・

虫学生の頃から遊びすぎていたのが原因か、知佳は何度生で受け入れても性病に羅漢しても孕むことはなかった。

アラサーが近づくにつれ妊娠願望が高まった。

妊娠願望が強かったからか、彼のただ単に若くて美しい女と身体の関係を持ちたいというそれとは、そもそも志向が違っていたのかもしれない。

一緒に暮らし始め、最初の頃だけ流石に知佳の男性遍歴を考えたんだろう、その男たちから奪い取るような目つきで迫り、情熱的だった夫。

でも、情熱的だったのは最初の頃だけ。

知佳自身、落ち着きが出て年月を経て子供が出来ないとなると、お互いの価値観が全く違うようになっていった。

高収入と出世目的以外では、とかく若い女の尻を追いたがる夫は、疲れたと言ってはぐらかし知佳に手を差し伸べてくれなくなっていった。

大人しく家事をこなす主婦に治まった知佳に飽きてきていたことは訊かなくてもわかった。

おばさんの忠告そのままの状態になり始めた。

そんな知佳の様子を、頻繁に忍んできて盗み見て、誘い掛けてくれたのが昔迫ってきてくれても拒否し続けた彼だった。

「お高く留まってないで、たまには付き合えよ!お茶ぐらいいいだろう?」

結婚を決め、遊び歩かなくなっている知佳を待ち続けてくれた彼は、久しぶりの知佳との口利きに期待感が表情にもあふれていた。

〈 知佳だって久しぶりのお誘い。ちょっとぐらいハメ外しても・・・ 〉

二つ返事でデートのOKを出し、成り行きで結局彼に口説き落とされるように助手席に座った。

知佳を乗せた車はあれよあれよという間に安物のラブホの門をくぐっていた。

判で押したように儀礼的なHを繰り返すだけの夫婦生活。

その裏で夫は知佳に隠れて外遊びをし、若い女の尻を隠し撮りをしたりして、欲求を満たしていた。

知佳は置いてけぼりになってしまっていた。

知佳だって一度や二度の浮気ぐらいしてみたいと思ったこともある。 追及されて離婚する気にはなれないが・・・

彼のなすままに身を預け、久しぶりのオトコの味を楽しむこと。

疲れ切った身体に心地よいマッサージを、彼は施してくれる。そんな感じ。

アバンチュールは薄氷を踏むキケンな感覚、覗き見ずにはいられない魔境、そんな心境にさせた。

「うちの人にバレたら、即離婚ね・・・こんなこと真昼間からやってるオンナは」

知佳の心配を彼は逆にとらえていた。

安宿に連れ込むだけあって彼の所作は乱暴そのものだった。

振ってやった価値に値するオトコ。そう見えた。

知佳が拒否する気持ちになる前に、奥深く精液を送り込んでやるんだという意思がミエミエの強引さだった。

前戯といえば唇を儀礼的に奪っただけで、いきなりアソコに指を挿し込みヌレを誘った。

それなのに知佳もいっぱしの人妻になってしまっていた。

触られる前から予感だけで準備が整うほど熟れてきてたことも事実だが「浮気してるんだ」という気持ちが、何故かこの荒々しい行為だけで夫の場合と異なる濡れ方をした。

パンティーを剥ぎ取られ、広げられた時には知佳でさえ目を逸らしたくなるほど濡れてしまっていた。

余程待ち焦がれていたんだろう、夢中になってシメリを舐めとる彼。

なんだか可哀そうになってきてしまっていた。

ところが、その彼の肝心のアレは萎み始めてしまっている。

知佳を完全に屈服させたいと願うあまりの緊張感から委縮が始まってしまっていた。

生まれて初めて、知佳のほうから手を差し伸べ、握ることでチンコを欲しがるフリをした。

それで安心したのか、彼は知佳に覆いかぶさり唇を求めてきた。

前戯が逆順になっていた。

軽く知佳の口から声を漏らしてあげたことをきっかけに挿入が始まった。

手を添えなければ割り込めないグニャチン。

知佳の目がグニャチンを捉えたとみるや、益々委縮するチンコ。

仕方なくマグロを装った。

互いの上体を密着させる体勢をとらせながら知佳は彼のグニャチンをアソコを使って元気にさせ、先っぽだけなんとか収めた。

笑い話のような不倫の始まりだった。

どうしても知佳の中で雄々しく成りきらない彼のグニャチン。

「隣の部屋から変な声が聞こえない? 女に人が呻くような・・・ テレビから?」

仕方なく、丁度知佳の足元に当たるカウンター上のTVを観ることを暗に許した。

それが良かったのかもしれない。

彼がテレビを見やすくするため、体勢を入れ替え再び絡まった。

チャンネル選びは彼に任せ、知佳はひたすら膣で男根を探り舐った。

音声が流れ始めると知佳の中で、ハッキリと逞しさを取り戻す彼のグニャチン。

念願かない爆発寸前まで膨らんだシャフトを使って期待に熱くなり始めた知佳のブルバを責めてくる彼。

不倫とわかっていたはずなのに知佳の子宮が勝手に突き出て亀頭冠を迎えに行っていた。

コリコリとした深みを何度もノックする彼の亀頭先端。

耐えきれなくなり、何度も彼にしがみつき射出を促す知佳がいた。

それでも引き抜いてくれようとしない彼。

背骨がきしむほどエビ反って耐えるしかなかった。

OKを出さざるを得なかった。

夫の時と違ってキケンな香りがした。

今裏切ってるんだと感じずにはおれなかった。

不倫ってこんなにもワクワクドキドキするんだと(笑)

確かに夫がHに持ち込んでくるとき、見た目に使える大きさにはなっていて、オトコの欲情はヒシヒシと伝わってくる。

でも、寝取るんだと意欲を漲らせ迫りくる間男と夫とは、まるで比較にならない。

濁流が子宮奥深く注ぎ込まれてからも、知佳は幾度となく残りの液を搾り取った。

完全に彼を感じなくなるまで委縮しない限り、許可なく引き抜かせないよう懸命に引っ張り込んだ。

溜まりにたまった膿がすっかり洗い流されたような満足感、滾った濁流を体内深く撃ち込まれていた。

逝ききったあと、子宮が脱力するのがわかった。

すると、あんなに毛嫌いしていたはずの彼が恋しくなっていた。

情熱のぶつけ合い
〈 おばさんにもこの彼のこのシャフトで仕込んであげたい! 〉

偽らざる気持ちだったが、それ以上に・・・

そうなことを考えてしまったのはラブホで グニャチンを復活させるきっかけになった、あるエロ動画を魅せられたから・・・

そこに映し出されたのは、今自分たちがいる部屋で先ほどまで不倫していたと思われるカップルの隠し撮り。

気分が高揚しすぎ、消し忘れたまま立ち去ったのだろう。

動きからも吐息や喘ぎ声、それら全てが情欲に満ち満ちた動画だった。

不倫と気づいたのは組み敷かれている女性に比べ、男性のほうが明らかに筋肉質で年下に感じられたから。

「凄い!! こんなの観ながら知佳の中に入ってたの? こんなになるんだ不倫って!!」

驚嘆する知佳に彼は「知佳はもっと・・・」と。

「こんなんに興味あるんだ」

自便のことを棚に上げ、こう聞かれて応えようもなかった知佳。

「もう一度最初からジックリ魅せてあげようか?」

断る理由が見つからなかった。

最終部分しか魅せてもらえなかったが、心臓がドキドキと脈打ってるのが彼に聞かれはすまいかと、それが心配になるほどだった。

動画はもう一度最初の場面から流された。

身バレしないよう、気を使って互いの顔を映らないよう角度調整され撮影されていた。

横抱きにで乳首を吸いながらアソコに挿し込まれる指。

その隙間から溢れ出たシルが掌を伝う。

体勢を立て直し、顔面騎乗に持ち込んだ彼。

雄々しく弾け返すシャフトにオンナのVulvaが完全に開き、白濁とも透明ともとれる液を溢れさせながら襞が蠢きながら入り口からその突起をのぞかせヒクつく。

耐えきれなくなったオンナが身体を入れ替えシャフトを愛おしそうに握りVulvaに当ててシルを擦り付けた。

男の体液によって熟し、漲りを見せるオンナの下半身がシャフトを深く呑み込んでえぐり始めた。

吸い付くようにアップに映し出された男女の結合部。

感極まり、忘我の域に達したオンナを、今度は男性が組み敷いた。

組み敷かれたオンナは、覆いかぶさり挿し込まれた男性器に逆にVulvaを使って吸い付き、扱きまわしているように見えた。

ヒクヒクと男性が繰り出す腰の動きに合わせオンナの腹部がヒクつく。

深く送り込むと屈曲して亀頭冠を啜りあげていく。

先端が頸部をノックし始めたのだろう、オンナの腹部が喜悦に痙攣を繰り返し、次の瞬間耐えきれないと云った風にのけぞった。

味わいすぎ、首筋や額に血管が浮き出ている。

弛んでいたはずの乳房は、その本来の形を取り戻し、乳首は完全に勃起し黒ずんできていた。

それでいて尚も男に向かって腰を突き出すオンナ。

「凄いおばさんだなぁ~ あんなに愛おしそうに吸い込まれ、腰振られたんじゃ責めるほうもたまんないだろうなぁ~」

ふと漏らした彼の一言で正気に返った。

「あたしのアソコって、さっきこんな風じゃなかったって言うの? 満足しなかったわけ?」

「う~ん・・・ 正直微妙に違うんだ。知佳と寝るにはこちらが奉仕しまくらないと、次の機会にあり付けないからなぁ~」

言い返す言葉が見つからなかった。

正気に戻った目の前で、絡み合うふたりの全身が映し出された。

女性の、感極まった表情を どうしても写し取っておきたかったのだろう。

本来隠さなければならない顔の部分が露わになった。

「あっ、おばちゃんだ!!」

「エッ!! 知佳、知ってるん?このおばさん」

「うん、ほらっ 知佳に何かとアドバイスくれる世話好きのおばちゃんいるって前に云ったでしょ。うん、あの人確か50代って言ってた」

「そうかぁ~ 熟女ねぇ~ 噂には聞いたけど、実際にいるんだ。一度でいいからお世話になってみたいもんだなぁ・・・」

乗りこなし、スッキリと出し切った彼は知佳を前にして好き放題を言った。

「おばちゃんとなら、このまま連チャンで挿し込めるっていうの?」

なんだ、妬いてるのか? あんなに真剣に観てたくせに。燃えたんじゃないんかよ!

図星だった。

「知佳、手伝ってくれたら生身で魅せてあげてもいいよ」

しばし沈黙の後、吹っ切れたように言う彼。

彼の、不満だらけの夫から寝取ってやった知佳への勝ち誇ったオトコの提案だった。

これからは自分の意のままという言い回しにカチンときた。

「ふん、そんなこと出来ないくせに!!」

元ヤンの口ぶりに平然と言い返す彼。

「ああ、簡単さ。知佳さえ手伝ってくれればね」

ニヤリと笑うと妖しくなってしまったアソコに指を挿し込んできた。

「実物、視てみたいんだろう?視たかったら一口乗れよ」

全身を使ってのたうち回るほど逝かされてしまったおばちゃんのVulva。

「うん・・・」

アソコのヌレ具合を確かめられた後では言い訳など効かなかった。

実物を見て診たくて仕方なくなったスケベな知佳がそこにいた。


彼の提案、

それが若い男に目の色を変えてしまうおばちゃんを伴っての貸し切り風呂で彼のシャフトを魅せ付けてやること。

「アレそっくりの状況を再現するとおばちゃんってオンナはどう変化するか・・・ねっ、わかるだろう?」

タニタと余裕の笑みを見せる彼。

誘い出す、ふたりっきりで入浴をと提案するのは簡単だったが、問題はそのあと。

「どうやって貴方は潜り込むの? 家族風呂で変なことしたら警察沙汰よ!」

知佳が危ぶむが、彼は一向に動じない。

「他の人たちと一緒の風呂じゃ、汚らしいジャン」 こういえばいいというところまで教えてくれた。

あくまでも知佳に残りの部分を起案させる気らしい。

卑猥極まる瞬間を魅せ付けられ、アソコに火が点いてしまった知佳は相談に乗るしかなかった。

そうしなければこのまま何もしないで彼は帰ってしまうだろう。

埋み火を消してもらわない限り、帰るに帰れない。

「もう・・・混乱する!! 早く結論出してよ!!」

懇願だった。

 

彼の提案通り、大きな露天風呂の、いわゆる個室におばちゃんを食事を兼ねての行楽にと誘った。

知佳は緊張した。

ヤンの頃はしょっちゅう混浴してて、仲間の女性と当然のごとく身体を魅せ合っていた。

仲間内で男連中に向かっていい顔するためだった。

仲間の前で魅せてしまったことで耐えきれなくなり、選んでくれた特定の男と絡み始めることもしばしばあった。

でもそれは、自分の立場を守るためであり、大事にされるオンナとしての地位を守るためであって欲望とは程遠かった。

魅せることなどへっちゃらだったが・・・

でもそれは結婚のず~と前のこと、あの独特の感覚は忘れてしまっていた。

初めて知佳の前で脱ぐというのに、罠にはめようと仕組んだおばちゃんにためらいがない。

豊かに張り詰めた女性の部分を隠そうともせず浴室に向かって脱衣所を出ていった。

知佳の、みすぼらしいほどにペシャンコの恥丘に比べ、豊かに張り出したソレ。

先ほどまで包んでいた布キレも、肝心な部分にクッキリと黄色くシミが出来、形よくワレスジが・・・知佳と比べようもないほど卑猥に満ちていた。

「ふ~ん・・・普段でもこうなってるんだ・・・」

頭の芯がボ~ッとなった。

これからのことを想像すると乳首が勃つのがわかった。

おばちゃんを先に風呂に向かわせ、知佳はこっそり脱衣室の鍵を開けておいた。

彼が忍び込んだ後、鍵をかけてくれる計画だったからだ。

知佳たちを送り届けてくれ、待合で待つ風を装った知佳の彼が、まさか入ってくるとは思わなかったんだろう。

前を隠しもせず、ゆったりとお湯につかるおばちゃん。

おばちゃんの隣に座り何気ない素振りで会話を楽しむ。

頃合いを見計らって彼が入ってきて岩陰からそっと忍び寄って知佳と並んで座ってくれた。

呆気にとられ、慌てた様子のおばちゃん。

そのおばちゃんの前で浅い場所に腰掛ける彼、透けて漲る下半身。張り出した亀頭が水面上に見えた・・・ 案の定、おばちゃんの目は彼のアソコを食い入るように診始めてた。

若い男相手に、すっかり逝かされてしまった経験のあるおばちゃん。

憧れの若い男のシャフトが自分の身体をチラチラと盗み見し、エキサイトし始めているように思えたようだ。

ラブホでの経緯を思い出したんだろう、身じろぎひとつできないで固まってしまっていた。

顔はあらぬ方向をむいてはいたが、神経は完全に若い彼の裸体や股間のシャフトに注がれていることは確かだった。

熟成が始まった知佳の肢体と若い彼の裸体が戯れる姿を、おばちゃんの目に十分焼き付かせ、

湯にのぼせたふりして知佳は出入り口に向かって立ち、通せんぼしながら彼が近づくのを待つ。

戯れでエキサイトしたシャフトを魅せ付けながら彼が知佳を追いかけてきた。

計画どおりに演技が始まった。

脱衣所でおばちゃんの豊かに実った下腹部とパンティーを目にした知佳は、計画通りに演技が出来なかった。

火照った素肌にエキサイトしきったチンポは毒だった。

本気の唇の奪い合いから始まり、おばちゃんが視ている前で軽い絡み合いを始めてしまう知佳たち。

軽い挿し込みは許すが、腰を振るまで深い挿し込みは許さないよう必死で心がける知佳。

燃え始めたことを知った彼の、知佳への執拗な口撃。

あわやというところまで戯れ、

オンナを求めエキサイトする若い男の裸体を十分おばちゃんに魅せ付けたあと、知佳は脱衣所に向かった。

いや・・・逃げた。

活かされてしまったらおばちゃんを堕とせない。

それじゃ計画が丸つぶれだった。

知佳の身体の脇をすり抜ける風に装いながら、迫る彼は知佳に怒張しきったアレを押し付けてきた。

ケツで振り払ったように見せかけ、彼の屹立で我慢できなくなった知佳のアソコをおばちゃんに魅せてあげたのが功を奏したかもしれない。

彼に真正面から抱き着き、太腿を持ち上げさせ、濡れそぼるアソコに張り切った亀頭冠を使ってノックさせ、それを魅せ付けたのも良かった。

元々知佳の中が恋しくて挿し込めたらと近づいてきた彼。

振り払われ、怒張がおばちゃんの理想に近い形に達していた。

知佳だけが脱衣所に消えると、湯にのぼせたふりをしながら彼の身体を視たくて上がり忍び足で近寄るおばちゃん。

それを知佳は脱衣所の扉の隙間から盗み見た。

心得ていた風を装った彼がすかさず湯でのぼせた風のおばちゃんを抱きかかえ、身体を介抱しにかかっていた。

抱きかかえられるように上がり湯も浴びず洗い場で彼に身体を預けてしまうおばちゃん、素直に彼の介抱に従えないおばちゃん。

苦悩と葛藤がしばらく続いた。

そのおばちゃんの脇腹あたりに彼の屹立がピッタリと寄り添っている。

若い男のヌクモリで固く閉ざされていたおばちゃんの秘貝がワレル時が来た。

自然を装い、スラリスラリと掌をおばちゃんの太腿の間に割り込ませ、親指でクリを弄ぶ彼。

懸命に押しのけようと苦悶するおばちゃん。

おばちゃんの、執拗に後ろ引いていた腰が震えながら直立の位置をキープするようになる。

固く目を閉じ、彼が繰り出す亀頭を太腿で味わっていた。

計画ではこの後、彼が借りておいた部屋におばちゃんを連れ込むだけだった。

素直になったおばちゃんを脱衣所に連れ戻す彼。

脱衣所で丁寧に身体を拭かれ、衣服を身にまとわされる風を装われたおばちゃんは、もう彼のなすがままになっていた。

彼女の手に、知佳の目に触れない角度からそっと屹立を添わせる彼。

おばちゃんへの最後の思いやりだった。

彼の胸はおばちゃんの背中にヒタと密着されているので下半身の密着した部分は知佳から見えなかったがおばちゃんの表情で察せられた。

おばちゃんの腹部が欲情に波打つのが見えた。

手に触れていたシャフトを、どのタイミングでVulvaに導くか、それを推し量っていることが知佳の目にも良く分かっていた。

おばちゃんに気取られない速さでそっと近づき、彼に知佳のアソコを与えてあげた。

おばちゃんの乳房と知佳の乳房が交錯する。

おばちゃんにも知佳が寄ってきた意味が理解出来たように感じた。

おばちゃんの視線が知佳の下半身と、そこに忍び込む彼の手を捉えて熱し切っていた。

「知佳の前だからって、遠慮することないジャン。おばちゃんのアソコもこうなってしまってるんでしょ?」

知佳のほうから距離を取り、片足を棚に預け、彼の指によって開き始めたアソコをふたりに魅せ付けてあげた。

おばちゃん自身 欲情に気づき、若い知佳に比べ萎み、恥ずかしく観てほしくない乳房を隠そうとしていた。

彼の唇が、そのおばちゃんの体側を這って乳房に向かう。

ついにおばちゃんの左手が彼の腕を捉え震えた。

腕に血が滲むほど爪を食い込ませ行為を遮っていた。

〈 逆に拒む風を装ってしまうんだ・・・ 〉

この毒としか思えなかった。

大腿部の隙間からおばちゃんのアソコ目掛け、お留守になった右手から解放された屹立を挿し込む彼。

最初こそ、抗ったおばちゃんも ブルッと震え、が、意外や素直に迎え入れていた。

おばちゃんは、よく見ると彼に向かって熟れ切った下半身を盛んに押し付け始めていた。

欲求にストップがかからなくなっていた。

彼がその、おばちゃんの肩をゆっくりと押さえつけるときが来た。

棚に右手を突き、太腿を開き掲げられたおばちゃんのアソコ。

知佳は我慢できなくなり、しゃがんで目の前に曝け出されたおばちゃんのアソコを観た。

湯から上がったばかりというのに、肉襞の奥から白く溢れ出るシルが見て取れた。

妄想で活かされていた。

亀頭で何度もノックされた気になったんだろう、開き始めたワレメの奥で襞が若い男の亀頭冠を待ってヒクヒクと引っ張り込む仕草を魅せ付ける。

彼のシャフトがそれを目にし、ギュンと反り返った。

欲情に煮えたぎった彼の目がワレメを凝視しる。

おばちゃんの、そのワレメに彼の鼻面が埋まった。

知佳は空いた彼の亀頭冠を唇に含んであげた。

彼の一方の指をワレメに挿し込んでもらいつつ、

皺袋を揉み上げ、舌を這わせ掌に包み親指の先で裏筋を扱いた。

我慢できなくなったのか、知佳の掌の中で亀頭先端から涙がにじんだ。

根元を強く摘まんで耐えさせるしか手立てはないほど煮えたぎっている。

「おばちゃん、入れてもいいのね? 彼、我慢できなくなってる。可哀そうじゃん!!生だけど・・・今日ならいいんだよね?」

「あああ、もう・・・知佳ちゃんの彼でしょう?あん・・・早く・・・奪ってもいいの?」喘ぐような息遣いの中、OKを出したおばちゃん。

「塞いであげなきゃ、可哀そうじゃんネ」

解放したシャフトの先端をおばちゃんのアソコに散々這わせ、改めておばちゃんに握らせてあげた。

vulva目掛け指先でカリ首を摘まんで導きいれるおばちゃん。苦しそうな表情が知佳をエキサイトに誘った。

知佳の、この許しの一言で行為が始まったことになるとは最初は思ってもみなかった。

知佳の時と違い、送り出す腰の動きを止めているにもかかわらず苦しそうな彼。

根元まですっぽりと呑み込んだ彼のシャフトを肉球で嬲るおばちゃん。

苦しそうにのけぞりながらも、しっかりと下半身を男に押し付け続けるおばちゃん。

射出しそうになると襞球の力を抜き、膣口で絞り込むようにして止める。

顔つきも淫乱に満ち満ちて、オトコの情欲を一層煽り立てた。

絞り出すような喘ぎ声も、決して演技からではなかった。

オトコの動き一つ一つに見事に反応してゆく熟女。

男根によっておばちゃんの全身が性器になりきってしまっていた。

打ち付けられる睾丸に白濁液を塗り付け、それが糸を引き淫臭いを卑猥な音を放つ。

陰茎にへばりつくように襞が吸い付き、引き抜かれるたび膣口から外にピンクのソレがくっついてくる。

陰茎の隙間を全て埋めるべく、襞が絡みつき、より濃い濁流の放出を促していることが見て取れた。

耐えかねて時折引き抜き、休みを取ろうとする彼に向かい、哀願を込めた視線を送るおばちゃん。

足首が彼の腰に絡まり、そっと引き寄せ恥丘を高く掲げる。

そこにはハメ始めたころとは比較にならないほど熟れた壺が息づいていた。

オトコの脳裏に先ほどまで嬲られ続けた子宮頸部のコリコリが甦った。

ツーンと背筋を走る得も言われぬ快感。

それをもう一度極めたくなっていた。

魅せ付けられた彼は再び肉壺に挑み込むべく、亀頭先端を密壺にめり込ませる。

恥丘の脇の肉が亀頭冠の形に盛り上がり、それが一気に子宮めがけて突き進んでいく。

ふたりの胸がぴちゃりと音を立ててぶつかり合った。

究極の瞬間がふたりを襲いつつあった。

その中で互いの性器を使い、相手を味わおうと蠢く襞と亀頭。

どうやって長引かせようかと意識を散らす男と違い、オンナはとことん味わおうと腹部を蠢かせ乳首を腋を与え杖受ける。

口腔を大きく開け、腹の奥底から絞り出すような喘ぎ声を漏らしながらオトコを胎内に誘っていた。

そんなことが延々と時間を延長し繰り返された。

知佳たち若い男女の、逝き始めたら一気に昇り詰め、吐き出させて終わりというような浅い味わい方ではなかった。

ただ単に豊満と思っていたおばちゃんのデルタが男根をすっぽり包み込むようにしていることに気が付いた。

「身体の中に男根自体を引っ張り込むつもりだったんだ・・・」

欲情に日々困惑する、その穴を塞いで欲しいという想いがヒシヒシと伝わってきた。

「おばちゃんの欲望、満たしてあげることが出来たんだ」

エネルギッシュな奪い合いが知佳の目の前で繰り広げられ、観ているだけで逝かされてしまっていた。

彼の眼前に精一杯濡れたアソコを魅せ付けながら、知佳は苦しみから解放されたおばちゃんをねぎらった。

未だ火が消えなくてヒクつくアソコに指を挿し込み嬲り続けた。

「・・・ほんとにこの娘ったら・・・」

恥毛あたりにべっとりと放出され、満足の笑みを浮かべるおばちゃん。

「ごめんね、知佳の分まで搾り取って・・・」

汗だくになりながらも知佳の指技に下半身をヒクつかせ平謝りするおばちゃん。

「だって・・・最初に魅せ付けたのはおばちゃんの方でしょ?」

ラブホで魅せられた動画の話しをした。

「おばちゃんの本気さや迫力に逝っちゃって大変だったんだよ」

貸し出したんじゃなく、彼の方からおばちゃんとシタイって相談受けてたこと。

男根が引き抜かれ、もうずいぶん経過したというのに冷めやらぬアソコ。

「凄く逝かされたんだ!!」

洗いざらい喋った。

「気に入ってくれたのかしら、あたしのマンコ。また彼を貸してもらえる?」

嫌も応もなかった。

「彼ったら、凄い量の放出だったんだよ!!気に入ってるに決まってる!!」

その彼の姿はもうどこにもなかった。

残らず抜ききると、おばちゃんの愛液に濡れたシャフトを洗わず服を身に着け、脱衣所から消えていた。

「男って薄情だね。抜ききった後は何事もなかったかのような顔してさ!」

知佳が憤慨する。

おばちゃんは笑っていた。

着替えようと棚を見たおばちゃんが素っ頓狂な声を張り上げる。

「あれ~~ へん・・・ パンティーが無い!!」

「えっ、何処に置いてたの?」

「ここよ。服の中に隠すようにして・・・」

恥ずかしくて回答に困った。

犯人は最初は知佳だった。

興味津々で形を見て、ワレスジを視た後、動画を想像してしまい、あまりの卑猥さにボーッとしてそのまま隣の棚に置き忘れて浴室に逃げ去っていた。

「フフ、派手なパンティーでしょ?彼が持ち去ったみたい」

きっと今頃、おばちゃんのシルまみれのチンポを知佳のパンティーと勘違いして、し損ねたことを悔やみ、くるんで妄想にふけってる。

「知佳ちゃんともしたがってたよ。ほんとのことよ。視てて妬けたもん。したくなったのはその時から」

おばちゃんは正直に打ち明けてくれた。

「知佳としてたらおばちゃんに味わってもらう固さや太さ、足りなくなってたでしょ? それじゃ知佳が本気で逝けてなかった」

熟したHを魅せ付けられたからこそ、萌えることが出来た。

「オンナのエッチって、あんなに変わるんだ~~~」

熱くなりすぎて、人前で変な格好してしまうの、当たり前だねとしみじみ。

ふたりして笑った。

情熱的な不倫の結合とは双方負けまいと貪り合うことだと知佳は教えられた気がした。

動画で魅せ付けられた、あの若い男の男根を吸いつくさんばかりの腹部の俊道が、知佳の彼を相手に繰り広げられている。

目の前で繰り広げられるおばちゃんと彼との不倫は、知佳さえも生唾もの(笑)

ラブホで魅せられた動画と同じような年代のおばちゃんを誘って大正解!!

男を喜ばすためのアソコの使い方を生で魅せていただき、知佳もこれまでにない興奮を味わった。

おばちゃんは今では知佳の彼に夢中。

感謝された。

ご主人との間の愛情に変わりはない。

Hも時々してくれて、愛を感じるが、不倫相手との燃えるような貪り合いとは別物。

離婚する気はないが、さりとて知佳の彼をあきらめるわけにはいかないというおばちゃん。

「このまま突き進まれると危ない!!って感じるときもある。でも、いつか中にという知佳の彼を何時までも拒みことはできないの」というおばちゃん。

常軌を逸するほどの刺激が魅力的だからこそ、夫と違う男も必要。

それが知佳とおばちゃんの共通する意見。

だからといって生活の面倒を見てくれる夫が嫌いかというと、嫌いというほどでもない。

キケン承知だから、それが叶わぬ約束だから燃えてしまうんだと、知佳は思った。

ダイエット効果が期待できるオナニー

今日の話題はオナニー、

快楽を得ることが出来るし、子供ができる危険性が全くない、あの自慰です。

男女が生で絡み合えば、双方勝手気ままに逝きたいから子供が出来てしまいます。 若い男女なら当然ですね。

男性は女性と生で絡みたいのが普通。

でも、男性は子供ができるのだけは歓迎しません。

なぜなら、収入・体力と耐える根性が女性の要求に追い付かないからです。

そして永遠に同一個体に欲望を沸かせることも。

ここでいう体力とは性行為のための体力ではなく、その後に引き起こされるご奉仕のための体力です。

疲れて帰ってきて子育て、おまけに休みの日にまで子供や家事に手を取られていては・・・

かつては自分の種を残そうと生で中に出したがった男性が、今やこのように変貌していってるんです。

その原因なんですが・・・

それは女性の社会進出にあります。

進出する前の女性は農奴でした。

ですが、今は違います。

男性が1日に発言する言葉は7,000語と言われていますが、

女性はおよそ20,000語。

口では完全に負けてしまいます。

農奴ではなくなった女性が、セックス面でも主導権を握る時代になったんです。

代わって男性が農奴になっていったんです。

出費を強要されるし、育児・家事まで強要され男性は女性に対する憧れを放棄しました。

彼らは我慢を覚えたんですね。そして性を忘れつつある。

方や女性は、一定年齢に達すると、まるで先を争のように結婚・出産に走りたがります。

知佳もそうだったんですが、女性の、健全な性の最終段階に入るからです。

ここを過ぎれば女性は極端な体型変化が起きます。

出てはいけないところがポッコリ突き出てしまいますし、肌も荒れます。

男性から胤をもらい受けるチャンスが一気に減るんですね。

ところが、男性に比べ汚いことや臭いことは元々苦手、

こうなってしまったことを人のせいにして、益々遠ざかるんです。

子育ては最も嫌う仕事なんです。

産みっぱなしなら、ぜひやってみたい・・・みたいな感じでしょうか?

中に出したい時の、あの男性の女性に対する上げ膳据え膳、

それを続けさせることが出来れば、子供を作ってもいい、

男性にちやほやされて舞い上がってこそ、女性に生まれて良かったと思う瞬間なんです。


男性も女性も、性欲が募るとムカムカする。

胸がせり上がるような気持ちになりませんか?

血圧が上昇し、狭心症のような症状が出るそうなんです。

そのくせ、やたらシタイって思うようになりますが、

女性ってここで妙な行動をしてしまうんです。

知佳もそうであるように、女性は美観や体型を気にするあまり、しょっちゅう身体のある部分を撫で擦りします。

アソコも、何かの拍子に指や掌で触っています。

すると、簡単に性欲が沸き起こります。

別に、今欲求を抑えたいとおもってやったわけではないんですが・・・

気が付くと、何もかも忘れてふけっています。

そう、食欲さえも忘れて、セックスしたくなり治まりが付かなくなります。

男性は妊娠、つまり手かせ足かせを嫌って、近年特に無責任な女性を避けるようになりました。

でも、女性は仲間内の見栄から結婚・出産をしたがります。

この時、性ホルモンは、来る性行為と出産・育児に備え盛んに分泌を繰り返しているんです。

女性は出産や子育てのため、ホルモンバランスが自然に太るように変わっていきます。

それをうまく解消してくれるのが、エネルギー消費を効率的に別物に変えてくれるオナニー、

つまり、男性に相手にされないときでも性処理できる自慰。

体系を女性らしく保てるし、美肌効果も期待できるオナニーこそ、自然発生してるダイエット法なんですね。

 


これからの世の中は、

男性はますます結婚を嫌い風俗に走り、やがては性すら忘れ去り、

女性はお金を得るために、この偶発的に出来上がってしまった体型を使って風俗に身を沈めるようになるでしょうね。

だってさ、

生産はある意味、肉体労働。

女性が最も不得意とする業務です。

セックス以外はですよ!

創造と共に、できない部分、

小泉チルドレンの醜態を見れば、もうおわかりですね。

汗水たらして収穫を得るなんてこと、黙々とひとつことは、元々無理なんですね。

セックスがある意味運動、つまり新陳代謝に最も効果的で美しくなれることを女性は性が芽生え始めたころから知っています。

男性とお互いの性処理のためだけにセックス・・・が無理ならば、

残る手段と言えば身体の切り売りと自慰です。

そう、妥協するしかないお水系、

楽して身体を奇麗に保ち続けるために高く売りつける。

でも、肝心の男どもはお金がないから滅多に声はかかりません。

セックスの機会が減ると、ストレスで食に走りがちになります。

風俗系の女性、脱がせてみたら・・・なんてこと経験したことあるでしょう?

四苦八苦してるんですよ。 美貌と体型維持に。

その、最良の手段が実はセックス好きな女性こそ、ここらあたりが変なんですが・・・最も得意なオナニーということなんです。

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自然の森の公園に連れ込まれた久美は初めて不倫の味を、襲ってきた男によって思い知らされることとなる

久美が地下室への階段を下りてボイラーマンのもとに通い始める噂を聞くと、真っ先に支配人がこれを阻んだ。

最初の頃こそ、なんやかやと業務を言いつけ事務所のあるフロアーから移動できないようにした。

それが叶わないとみるや、フロントマンたちを使ってゆく手を阻ませた。

それでも久美の意志が固く、いよいよ払いのけてでも行こうとすると、支配人八幡はボイラーマンの篠原に向かって解雇通告を突き付けた。

「必要と思われる時間帯に職場から消えている」

町議として、必要不可欠な呼び出しに、勤務時間中で悪いと知りながら、やむにやまれず応じてしまったことを逆手に取った解雇通告だった。

ボイラーマンは臨職であり、出勤日時に特段の制約はない。

百も承知しながらも、恋敵の存在が目障りで、つい、冷徹な言葉が口をついて出た。

雇い入れは支配人の独断で行うことが出来た。

それを逆手にとって、ライバルである篠原に解雇通告を行った。

久美が黙っていなかった。

元々ホテルが開業できている理由は、ひとえに久美の伝票操作にある。

つまり、支配人は名目上置いているだけで、実質支配しているのは久美だった。

不具合が生じた場所の修理に工事人を呼びつけるのも、彼らに支払いの約束を取り付けるのも、全て久美が担った。

久美が支配人を解雇するといえば、それでホテルは即日倒産し解散となる。

久美は篠原が解雇されたと知ると支配人の八幡に向かってこう言い放った。

「支配人に甘えてばかりいてごめんなさい。これから通勤は、自分で何とか考えます」

懸命に引き留める支配人を振り切って、久美はその日はバスで帰った。

バスの都合が、どうしてもつかないときは篠原を呼び寄せた。

ホテルの脇の、少し坂道を下ったような場所がボイラー室の入り口で、その隣がバスのUターン場所だった。

そのUターン場所に篠原の車を呼び寄せた。

解雇にしたはずのボイラーマンが久美の送迎をする妙な光景が続いた。

そんなある日、篠原は別の町議の男とホテルを訪問する。

町議としての最後通告である。

貸し出していた資金の調達が出来なかった場合、責任者である支配人の資産も、ひとりの責任者として経営者共々差し押さえるというものだった。

破綻後に建て直す青図面まで渡され、期日を迫られた。

支配人の考えが甘かった。

久美を奪われまいと、男としての本性を現したばかりに、逆に首根っこを押さえられてしまうことになる。

ホテルの敷地内でこそ、支配人が上位にあっても、いったんその場所を離れると相手は年上の、地区選で選ばれた議員であり、所属する役場は銀行越しにすべてを支配している。

ほどなくして篠原は、再びボイラーマンとして復活し、正々堂々久美の送り迎えをすることになる。

帰ってきてくれた篠原に久美は喜んだ。

立場を確立した篠原は、徐々に久美の心と身体を解きほぐしていった。

この頃から会話に費やされる時間のほぼすべてが、お互いの身体の貪り合いになる。

だが、そこは町議。

ボイラー室では肝心な男女関係には決して至ってくれなかった。

階段室からは見えない場所にソファーを移動させ、絶妙のタイミングで肝心な場所を押し開いて舌や指を使って愛してくれても、そこから先には決して進んでくれない。

久美は焦るあまり、下着を身に着けず、階段を下りていくようになる。

人の降りてくる気配がして見上げると、下腹部がそれとなく見えるような格好で地下に通うようになる。

〈 こんなことをさせておいては支配人に見つかってしまう 〉

既にお互いのその部分は十分に確認し合っていた。

いつ重ね合わせるか、そこは篠原次第だった。

連日迫られた。

それでなくても篠原は、町議としての多忙さと収入のなさに妻に見放され、独り身のような生活を強いられていた。

つまり、名誉と財産目当てに嫁いだ妻に三下り半を突き付けられていた。

40代の男盛り、溜まりきって女を相手に吐き出したくて夜も昼もなく悩んでいた。

見下したはずの支配人と、相も変わらず部屋に閉じこもって書類整理に追われる久美。

通いのバスの運転手が持ち込んでくるハーレーの後部座席に乗って意気揚々とドライブを楽しむ久美。

何時奪われてもおかしくないような状況が連日、目の前で繰り広げられていた。

〈 他の男に渡してなるものか! 〉

意を決した篠原は、送迎途上 思い立ったようにわき道にそれ、どんどん藪の中に分け入り、人も通わぬ森林公園に久美を誘い込んだ。

そこは樹海の中に木製の柵が連なるだけの閉鎖的な場所。

車が止まり、降ろされた場所は行き止まりになっていた。

「ここならだれにも邪魔されないで話が訊ける」

そういわれて誘われた。

やや高台に向かおうと手を引かれた。

車から降ろされた久美は、いざとなったら逃げようと心に決めていた。

高台に辿り着き、屋外でボイラー室の時と同様のことを迫った篠原を久美は突き飛ばし、その中を逃げ惑った。

彼の意図が分からなかった。

逃げる間に下着は引きちぎられ、スカートの中でその薄い布が揺れ、端からヒラヒラのぞいていた。

逃げては追いつかれ、突き飛ばしては逃げた。

幾度も腰に手を回され、胸元を襲われた。

押し付けられる篠原の下腹部の感触に、この日ばかりは畏怖した。

恋する男を受け入れてもよいという考えは、いつしか消えていた。

それはまるで野獣が情交を繰り返したくて発情したメスを追い回す風に思えた。

逃げ惑う久美を追い詰めた篠原は、恐怖で棒立ちになった久美の下腹部を、勇者として襲った。

山を逃げ惑った疲れと恐怖から身動きできなくなった久美。

相手のなすがままだった。

ここなら支配人の目が届かない。

篠原は力ずくで久美の太腿を割り、己の鼻面を彼女の泉に押し付け啜った。

股間の漲りを我の手で確認するとズボンをずり下げ、屹立を引き出し、ゆっくり嬲りきって湧き出る泉に押し当てた。

抵抗があった。

芯部にあてがおうとして何度も振り払われた。

そうされることが篠原の興奮度を更に増すことになった。

暖かい感触が屹立を瞬間捉え、直後に振り払われる。

その都度、久美を腕の中から逃さないよう、ますます力を込め押さえつけた。

篠原は、事ここに至る計画を実行するため、何度も下見を繰り返していた。

にもかかわらず、いざ実行となった時、篠原はゴムをつけるゆとりを失っていた。

振り払われる屹立にゴムを装着していなかった。

過去のペッティングを思うとき、今日は危険日であることを理解していたつもりだった。

ポケットには確かにゴムを忍ばせてはいた。

ところが、うまく誘ったと思ったのに初手から久美は逃げ出した。

屹立にゴムをかぶせるゆとりをなくしていた。

そればかりか、久美を野獣に立ち返って襲ったことで、押さえ込み得た肉と肉が重なり合う感触に、屹立がたまりかねていた。

「もう少し辛抱するんだ」

心にもない言葉が篠原の口をついて出た。

その言葉で久美は観念した。

思えば久美からこの状況へと誘ったも同然だった。

ここまで来てしまった以上、引き返せない状態にふたりはなりつつあった。

求めあったふたりの、肝心な部分の温もりが時間とともに実感されるようになる。

ついに久美の動きが止まった。

篠原から受ける愛情という温かみに、身動きできなくなっていた。

苦し気な篠原の表情と、下腹部から別の生き物のように突き出した屹立。

その先端は、久美を欲しくて充血しきり小刻みに震え、濡れ光っていた。

誘導されるがままに久美は男に背を向け、尻を突き出し、秘部をツンと上に向かせ、男の目の前に濡れ始めたソレを掲げた。

着衣のまま柵にしがみつき男のために下腹部を掲げる久美に、勝ち誇った篠原は、その手で引き裂いた下着を慎重に分け入り、後ろからゆっくりと花芯を割って屹立を埋め込んでいった。

久美にとって、初めての不倫が屋外、しかも襲われるという刺激的な状況下で行われようとしていた。

 

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射精感が募る彼に付きまとう彼女が行き着いた先は・・・という題で書いたブログの内容

相手の立場を考えず

頻繁に送りつけるメール

鳴らす電話

仕事場や自宅近くをうろつく

最初の関係からして強引に押し倒され

欲情と怒りに任せて行われた。

どんな時でも防備なしで

ひたすらその場限りの快楽にふけった。

一度女の味を知ると、彼は頻繁に佳子を求めた

佳子にとって夢のような性活が続いた。

生ならではの射精感

危険とわかるからこその、突き抜けるような刺激

仕事はもちろん、会議さえも無視して逢瀬を繰り返した。

それほど彼は性欲旺盛だった。

佳子はまともな生活をしてこなかった

体調不良を絵に描いたような生活を繰り返してきた。

だから野放図な行為を繰り返しても妊娠しなかった。

まさにセックスをするときは都合の良い女

射精が終われば煩わしい女

それを、会社から幾度も警告を受けながら、それでも繰り返した。

佳子いわく

相手を別れさせ、一緒に暮すつもりと

その間にも、出会い系は時々使った。

彼が抱いてくれなくなり、淋しくなると出会い系

とにかく熱い状態を維持することに努めた。

そして妊娠発覚

その時になって久美に泣きついてきた。

彼女の言い分は、もちろん彼の子供

だが、久美にしてみれば、それは眉唾だと思った。

入れ代わり立ち代わり、男を生で迎え入れていて

相手を特定できるはずがない

男に責任を擦り付けることも

金を搾り取ることも無理だと思った。

久美が採った手段は旦那の子として認めさせ堕胎

酔った勢いでと言われ

旦那は半ば不倫を疑いながらも確証がつかめず、しぶしぶサイン

当然のことながら、彼は自身の子と認めず

援助を一切しないまま縁を切られた。

ひとつは奥さんのとの関係を元に戻したいため

もうひとつは議員としての立場

かなり前に、佳子の妊娠を、それとなく知った奥さんからの提案が

パイプカット

彼は立場を守るため

それを飲んだ。

やりきれない気持ちになった旦那は

糖尿であるにもかかわらず

浴びるように酒を飲み

軽い梗塞を引き起こし職場を解雇された。

時を同じくし、佳子も人員削減で解雇された。

この状況に○○党員が割って入った。

生活保護受給者だった佳子の母が手引きしていた。

旦那は家を出て、籍は夫婦のまま生活破綻者として別居となり生活保護

佳子はアルバイトを転々としながら食いつないでいる。

 

ひとことで語り尽くしてますが、この男と佳子が付き合っていた年数は3年を超えています。

仕事はいい加減、家事は放棄し、身を粉にしてひたすら貢ぎ続けていました。

そして捨てられました。

残ったのは堕胎のための借金と一家離散、それに体調不良です。

職場を解雇された直後からほとんど連絡が取れなくなり、アルバイトしてるのを知ったのは、偶然努めている店に買い物に行ったからでした。

でも、久美が店に顔を出すようになると、その店も辞めてしまいました。

街から姿を消したんだと思います。